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2007年4月21日
STAIの平均値と変化量の関係
さて皆さん、ここらでSTAIのデータについて確認をしたいです。
お付き合い下さい。...というのは、これまで載せてきたグラフは、伝統的な表示方法でした。
SPSSという統計処理ソフトでなくともExcel統計でp値は出ますので、それを直接示して、有意水準の基準値以下であることをお知らせする方法もありました。
また、Student tというオーソドックスな検定で、今回は多数の同一人物に対する調査であったので、標本に対応のある場合でした。
それで、簡単な表示方法をとったのです。
しかし確かに問題がある可能性は残ります。
このような場合、大雑把に平均値と標準偏差を比較するだけでは、一部の個人の値に大きな変化があったことで、他の大多数の人は変化無しにもかかわらず、グループ全体の変化量に差が出る場合もあるということです。
また逆に大きく値が上昇した人と低下した人が半々で、結果的に平均の差が出ないこともあるでしょう。
ここで、4月4日と10日の2回、1Iと1Jクラスのコミュニケーション・ゲーム前後のSTAIの変化を考えます。
次のグラフはBland&Altmanのプロット法による図です。

横軸は前後のそれぞれの状態不安得点の平均値です。
縦軸はゲーム後の値からゲーム前の値を引いた変化量です。
-8.7点レベルの水平な実線が、平均の変化量です。
0点が変化無しを表します。1名いました。
8名の状態不安得点が少し上昇しています。
残りの44名の値が低下したことになります。
ちなみに自由度:52、t値:7.09、p値:0.0000000036でした。
4月16日に載せた2つ目のグラフのデータと同じです。
44.2点→35.5点ですね!
0.1%水準で有意に低下したというよりも、上のグラフと説明の方が分かりやすかったでしょうか?インパクトがあったかな?
投稿者 imc : 2007年4月21日 16:57
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